パナソニック ドラム式洗濯機 DIYで分解掃除【NA-VX8500L】

こんにちは!ぽんちゃんです。

 

梅雨に向けて洗濯機の分解清掃を行いました。

 

初めてドラム式洗濯機を分解しましたが、洗濯機の位置を動かすこともなくスムーズに出来ましたので備忘として残しておきます。

 

参考にされる場合は自己責任でお願いします。

(素人の分解はメーカー保証の対象外になります。)

 

 

用意した工具

【プラスドライバー】

一箇所(洗濯槽)だけ奥の方のネジを15個外すので、柄が30cmくらいある長いタイプのプラスドライバーもあったほうが良いです。

ドライバーの先にネオジウム磁石等を付けてネジが落ちないようにしてください。

 

【ペンチ】

ワイヤーを外したりつけたりする時にあると便利です。

 

工具以外

【段ボール片】

今回外したネジはトータルで60本(全てプラスネジ)

外したネジは段ボール片に挿して管理します。

ネジの場所は写真で記録していますが、ネジの長さや種類までは記録していませんので、 外したネジの管理は必ずご自身でしてください。

 

 

我が家のドラム式洗濯乾燥機は2014年に購入したパナソニックのNA-VX8500L

今回、9年分の汚れを落とします。

 

 

 

※お湯を張った洗面台にオキシクリーンを入れ、汚れた小型部品を都度入れていくと掃除が楽です。

 

 

最初に【コンセント】【給水ホース】を外してから天板のネジを外します。

ネジは計9個

外したネジは段ボール片に場所がわかるように差しておくと管理しやすいです。

ちなみに段ボールの「v」で前後、上下がわかるようにしています。

 

ヒートポンプの分解掃除

天板を外すとヒートポンプユニットが出てきます(右上の黒い箱)

ここは湿気の多い場所なのでカビている可能性が高いようです。

 

 

別記事でヒートポンプユニットの分解をしてますので詳細はこちらをご覧ください。

 

www.ponpan.jp

 

 

洗濯槽分解清掃

気を取り直して洗濯槽まで分解していきます。

 

天板を外したところからの続き。

写真のネジ(1つ)を外してリモコンパネルを外します。

 

パネルを裏返してコネクタを抜きます。

黄色い止め具の外し方

①突起側を正面(差込口は下)に見た状態で構える。

②突起物を親指で(爪は下向き)強く押しながらそのまま奥に45度倒す。

③その状態のまま人差し指で止め具をつまみ手前に1mm引く

④上に引っ張れば抜けます。

 

 

リモコンパネルを外したら下カバーを外します。

3つのネジを外してください。

 

続いて扉を外します。

最初に左側のネジを2つ外して化粧板を外します。

 

 

化粧板を外したら次に扉を外してください。

扉は穴にひっかけてあるので少し浮かせてから引き抜いてください。

(扉はネジが外れても落ちたりしません)

 

 

正面カバーを外します。

計5か所のネジを外します。

洗剤入れ下のネジだけ異様に錆びていました。

 

 

正面カバーを外すと配線が出てきます。

計7か所の止め具を外します。

 

下部分のコネクターも外します。

コネクター左の黄色い止め具も外してください。

 

 

ドアロックを外します。

ネジを2つ外したら配線ごとドアロックを上部に避難させます。

 

ゴムを固定しているワイヤーを外します。

ここはペンチがあると便利です。

 

ゴムをめくります。

ゴムは一周すべてめくります。

 

洗濯槽のパネルを外します。

四隅のネジを外します。

 

洗濯槽のパネルを外したらダクトやホースを外します。

クリップをつまんでずらしてから外してください。

右下の排水ホースだけは上部だけ外します。

 

外したダクトの汚れ

9年分のほこりがビッシリと積み重なっています。

このほこりはまとまって取れるので少し気持ち良いです。

 

 

洗濯槽上部のセンサーを外します。

黄色い止め具と長いネジを外します。

 

 

最後に洗濯槽奥のネジを15個外します。

上半分に8個、下半分に7個、計15個のネジを外してください。

すべてのネジが外れると洗濯槽が下に落ちるので、一番上のネジを最後に外してください。

ここはネジがかなり奥にあるので柄の長いドライバーがあると作業が楽です。

 

 

15個のネジを外したら洗濯槽を取り出します。

とんでもない汚れを期待していましたが、定期洗浄のお陰でそこそこの汚れでした。

とはいえこのレベルでも洗濯物への影響はあったと思います。

 

ここまで来たら外したパーツをすべて洗います。

 

洗濯槽はほぼ新品によみがえりました。

カビキラーとブラシでここまで落ちました。

 

 

オキシクリーン漬けしていたその他の部品。

歯ブラシで洗ってからすすぎます。

 

除湿で乾かします。

 

ダクトや排水ホースもピカピカで新品みたい。

 

綺麗になった部品たちを外した順番で取り付けます。

 

取り付け終わったら洗濯、乾燥を作動させて問題なければ終了。

お疲れ様でした。

 

 

最後に

今回、初めての分解清掃で、9年分の汚れを見ることになりましたが、ショート動画とかでよく目にする

「ドラム式洗濯機 4年でこんなに汚れてました!」

みたいなショッキングな汚れ方をしていなくてほんと安心しました。

 ①夫婦二人で使用

 ②お湯で洗う時には高頻度でオキシクリーンを投入。

 ③年に1回「ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー」で洗濯槽をクリーニング。

 ④ゴミ取りフィルターを使ってマメに糸くず等を取っている

 

恐らくこの辺があまり汚れなかったポイントじゃないかなと思いますが、分解掃除自体は そこまで難しくなかったので、もう少し頻度を上げてやってみても良いと思いました。

参考にされる場合は自己責任でお願いします。

最後に洗濯槽が汚れにくくなる「ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー」「オキシクリーン」「ゴミ取りフィルター」の商品リンクを貼って終わりにします。

 

ぽんちゃんでした。

 

「ドラム式洗濯機用洗濯槽クリーナー」

 

 

「オキシクリーン」

 

 

 

「ゴミ取りフィルター」