こんにちは!ぽんちゃんです。
先月10/7に起きた地震(震度5弱)の影響で基礎と外壁にひび割れが発生
基礎に3か所
外壁に1か所
3年前に外壁塗装をした時にはヒビなんて無かったのに!ショック!
詳しい友人に相談すると
「1回の地震で基礎部分に3つ以上のヒビ割れ(太さ0.3mm以上)が出来たら保険金が下りる可能性がある」
との事。
急いでクラックスケールを使ってヒビの太さを測定
何度測ってもヒビの太さは0.3mm~0.4mm。😱
なんか受け入れたくない不思議な気持ち😭
半泣きで保険証券を確認すると「地震保険・加入」「家財保険・未加入」といった契約内容でしたので保険会社に被害を報告。
後日、調査会社に被害状況を確認してもらうことになりました。
調査当日
当日来られた調査員に『家の平面図』と『側面図』のコピーを渡したところ、「測量の手間が省けた」とすごく喜んでもらえて、時間に余裕が出来たのか色々と話を聞くことができました。
①保険会社は地震保険料で儲けたり損をしてはいけない
我々が収めた地震保険料は保険会社では一切手を付けずに再保険会社へ納められ貯蓄されているようです。
地震による保険金はこの再保険会社が支払う仕組みで、東日本大震災では2兆4,000万円の貯蓄から1兆2,000万円の保険金が支払われたとのこと。
②地震保険は使用しても保険料が上がったりしない
「ノーロス・ノープロフィットの原則」なので、自賠責保険と同じく何回利用しても何年継続しても保険料は都道府県別に決まっているそうです。
③支払われた保険金は何に使っても良い
地震保険金は「被災者の生活の安定に寄与することを目的」として支払われているので、補修以外に使っても良いそうです。
そんなことを教えてもらいながら調査は終了。
調査員による我が家の判定は
『一部損(3%~20%の損害)』
支払われる保険金は
『約50万円』
とのことでした。
友人が言っていた「基礎に3つ以上のヒビ割れで保険金出るかも」は本当でした。
我が家は地震の衝撃を壁で吸収する『枠組壁工法(ツーバイフォー)』なので、今後の耐震力は弱まってしまいましたが、まずは地震保険に入ってくれた過去の自分たちに感謝です。
「基礎に3つ以上のヒビ割れ」があると一部損?
詳しい友人が言ってた「基礎に3つ以上のヒビ割れ」が気になって調べたところ(損保ジャパンの「ご契約のしおり」)に『損害の認定基準』と『地震保険損害認定基準表(抜粋)』が書いてありました。
(損保ジャパンー「ご契約のしおり」より抜粋)
これを元にすれば損害の程度がザックリとわかります。
基礎部分の損傷割合の求め方
【損傷布コンクリート長さ/外周布コンクリート長さ】
損傷布・・・クラックは大きさ関係なく1つ1mでカウント。(クラック同士は1m以上離れてなきゃダメだそうです)
外周布・・・基礎部分の外周
仮に外周布30mの基礎で3つのヒビ割れが発生したとすると
基礎部分の物理的損傷割合 → 3÷30=0.1(10%)
物理的損傷割合10% → 損害割合3%以上(恐らく)
従って「基礎に3つ以上のヒビ割れ」は一部損(建物の時価額の3%以上20%未満)に該当する可能性が高そうです。
実際に我が家に来られた調査員は「②~⑦略」部分の詳細が記載されている表を持っていて物理的損害割合から損害割合を出していました。
最後に
基礎と外壁のクラックには正直かなり凹みましたが、今回初めて地震保険を請求したことで色々な情報を知ることもでき少しだけ気分が晴れました。
ただ、地震保険について調べたせいか「地震保険金請求サポート」系の広告がやたらと表示されるようになりました。
広告の内容は請求した地震保険金を使って安くリフォームするとか、地震保険金の請求をサポートして支払われた保険金の3~5割を手数料としてもらうといった内容です。
感謝されている反面トラブルも多いみたいです。
そもそも保険会社への請求は電話を1回かければ済むので「被災者の生活の安定に寄与することを目的」に自分で請求した方が良いと思います。
調査後1週間で入金がありビックリしたぽんちゃんでした。