こんにちは!ぽんちゃんです。
朝起きて庭のメダカを見ていると
令和産まれの稚魚が泳いでいました。やった!
水面ギリギリの高さとなる植木鉢はメダカ(成魚)が入ってこれない稚魚たちのセーフティゾーンになっています。
大きいメダカが稚魚を食べてしまいますので約30匹いた稚魚を全てすくって隣の水槽(火鉢)移しました。
メダカは2015年から飼育している「みゆきメダカ」
初代は【鉄仮面】の称号を持ったグレードの高い品種でしたが、世代交代してもまだまだ綺麗な個体を受け継いでいます。
既に次のたまごを抱えているほどメダカは繁殖力が強いんですよ。
稚魚には4大死因があり、回避できれば生存率が大幅にアップしますので紹介します。
稚魚の死因
餓死
残念ながら稚魚の死因で一番多いのは餓死です。
稚魚の小さい口に普通の餌は入りませんので、最初からパウダー状になっている稚魚用の餌があると安心です。(写真右)
餌はヨークサック(稚魚のお腹の膨らみ)がなくなってから食べ始めます。
稚魚飼育で話題になる青水(グリーンウォーター)といわれる緑色の水には直物プランクトンが含まれているので餓死しにくいです。
グリーンウォーターは大きく3種類
・「緑藻類」からなる薄い緑色の水
・「珪藻類」からなる茶色い水
・「藍藻類」からなる濃い緑色の水(臭い)
稚魚に向いているのは緑藻類のグリーンウォーターです。
それ以外は向いていませんので水を替えてください。
稚魚の生存率は「餓死」を回避できれば高くなります。
捕食
稚魚を食べるのは「メダカ(成魚)」「ヤゴ」「ボウフラ」です。
まずは「メダカ(成魚)」から隔離するだけでも生存率が大幅にアップします。
網をかぶせれば昆虫は産卵できず「ヤゴ」や「ボウフラ」からも回避できます。
過労(疲労)
エアレーションをすると水流で稚魚が泳ぎ疲れますので、酸素対策は水草で行うのが無難です。
環境の変化
水替えも水温の変化や水質変化につながりますので、稚魚の間はあまりしない方が無難です。
死因を全て回避できれば稚魚の生存率は大幅に高くなります。
おまけ:わたしのホッタラカシ飼育
大きくなったメダカは屋外飼育で越冬するくらい丈夫です。
自動給餌機があれば毎日決まった時間に給餌しますので楽ですよ。
給餌機を置くときは下に岩塩プレートを敷いてください。
(皿の上の黒い粒はエサを目指して自滅したナメクジです。)
普段は減った水の補填くらいしかしていませんが稚魚はマメに観察しているぽんちゃんでした。