こんにちは!ぽんちゃんです。
出張に行ってきました。
帰りの飛行機(ANA)で自分の座席(C21)に向かうと・・・
やった!非常口座席だ!初めて座りました。
足元に荷物を置けないけど足を伸ばせます。
この非常口座席は右の席と比べると20cmほど足を前に出せます。左の席(21A)だとなんと全開に足を伸ばせます。
絨毯のラインでみると20cm位差があります。
座って早々CAさんが「万が一の場合、緊急脱出時の援助をしていただけますか?」と聞いてきましたので「もちろんです!」と答えました。
これが説明された時に手に持っていた紙です。
どうやら援助への同意がここに座る条件のようです。
なんか軽い気持ちで座ってみたけど、みんなの安全を本気で援助する大役のようです。
いきなり緊張してきました。
紙をよく見ると「ご搭乗後、早い機会に備え付けの『安全のしおり』をよくお読みください」と書いてあります。
あった!ラックの中に『安全のしおり』がありました。両面印刷のようです。
私と同じように緊張した前任者の手汗でしおりがふにゃふにゃになっています。
しおりがふにゃる気持ちがスゴイわかります。離陸したら非常事態が起きないことをひたすら祈るしかありません。
非常口の開け方を覚えている途中に「離陸します」のアナウンスが!
ちょ、ちょっとまって!まだ覚えてる最中です!
ゴゴゴゴゴゴ(離陸)
あ、よく見たらCAさんの席の背もたれがさっきより上に伸びてる!
もしかして、き、非常事態!?(手汗びしゃ~)
どうやら背もたれはCAさんが座ると伸びる仕組みのようです。後で確認してみよう。
あと、この機体はCAさんが進行方向を向いて座る椅子を採用しているようです。
お隣さんが手洗いに席を立ちました。どうしよう今非常事態が起きたらここの援助は私一人で・・・
おや、なんかよく見たら開きそうな手すりだぞ!
やっぱり開いた!中にメカニカルな何かが折りたたまれている。
つまんだら上に動いた!
限界まで出してみた。
左にしか動かないのでそのまま倒してみた。
テーブルに変身!ってお隣さんがいつの間にか帰ってきてリラックスしてる!前から出入りできるのは便利ね。
前に座席が無いのでテーブルは手すりから出るようです。なんかカッコいいです。
ゴゴゴゴゴゴ(着陸)
無地に着陸して出るまでの間に時間があったので、CAさんの席を前から見ました。
受話器のコードがねじれてて微笑ましいです。
「この椅子はどうやって座るんですか?」
と聞いたら優しいCAさんが実演してくれました。
椅子に座る時はまずここに指を入れます。(受話器のコードは巻き戻るのか!)
そのまま手前にひっぱります。(受話器のコードは巻き戻らず!)
ここまで下すと椅子になります。 (2本のシートベルトがF1レーサーのようです。)
わかりやすい実演でCAさんの隠された椅子が出てきました。
「折角ですので座ります?」とご提案いただきましたので、普通なら座ることのできないCAさんの椅子に座らさせていただきました。
「折角ですので写真もお撮りしますよ。」
優しいCAさんがどんどんと最高の思い出をプロデュースしてきます。
パチリ
座り心地は思った以上に硬かったですが最高でした。
※顔はイメージです。
以上、事故もなく無事に帰ることが出来ました。
今は機内モードにしたスマホで撮影が出来るようになりましたので、結構時間がつぶせました。
ぽんちゃんでした。