pH値をザックリと知って頑固な汚れを効率良く掃除

こんにちは!イベント的な掃除(1日使ってする掃除)が嫌いなぽんちゃんです。

 

掃除に時間をかけると損した気分になるので、洗剤や汚れのpH値をザックリと把握して頑固な汚れは中和させるスタイルで掃除しています。

 

 

pH値というのは数値が低いと「酸性」、高いと「アルカリ性」と呼ばれ以下のように分類されます。

 pH値 水溶液の性質
0 ~ 3 酸性
4 ~ 6 弱酸性
  7 中性
8 ~ 10 弱アルカリ性
11 ~ 14 アルカリ性

 

この「酸性」と「アルカリ性」を混ぜて中和させると、簡単に汚れが落ちるようになるんですよぉ~(メガネくいっ)

 

 

お掃除系の番組で

 「酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤」

 「アルカリ性の汚れには酸性の洗剤」

を使ってね!と言っているのはこの中和の事だとはなかなか気づきませんでした。

 

 

pH値は洗剤の説明文に掲載されていたりしますので、家にある身近な洗剤などのpH表を簡単に作ってみました。

 

身近な物のザックリとしたpH値

 pH値 洗剤類
pH 1 サンポール
pH 2 クエン酸
pH 3
pH 4 炭酸水
pH 5 アルコール(原液)
pH 6 中性洗剤(ph6~8)
pH 7 真水(参考)
pH 8 重曹
pH 9 セスキ炭酸ソーダ
pH 10 石鹸
pH 11 オキシクリーン
pH 12 アルカリ電解水
pH 13 カビキラー・キッチンハイター

 使用目的がハッキリした洗剤も含まれていますが、pH値はバラバラですね。

 

pH値は7に近いほど人体に優しくなっています。

そんな中「クエン酸」と「アルカリ電解水」は人体に大きな影響がないにもかかわらず強力なpH値です。

 

 ・クエン酸    pH 2

 ・アルカリ電解水 pH12

  

中和させるという見方ですと、この2つが日常的な頑固な汚れを手軽にカバーして除菌まで出来る優れモノです。

メディアに引っ張りダコとなっている理由が分かりますね。

 

 

汚れの「酸性」「アルカリ性」の分類はザックリと以下の通りです。

※一般家庭向きに表現されている内容です。

 

【酸性(pH0~6)の汚れ】

・油汚れ
・皮脂汚れ
・手アカ
・血液

 

【アルカリ性(pH8~14)の汚れ】

・水アカ(カルシウム)
・石鹸カス
・カルキ
・黒ずみ
・尿石

  

 

風呂場やキッチンの汚れは気づけば頑固な汚れになっていますので、掃除する際は

 

 【アルカリ性(pH8~14)ならクエン酸

 【酸性(pH0~6)】ならアルカリ電解水

 

 で漬け置きして中和させて落とすと効果的です。 

 

 

「アルカリ電解水」が無い場合は重曹水を加熱して熱分解すると似たような液体が出来ます。

 

【重曹熱分解水の作り方】

・ 水1カップを鍋(アルミ鍋だと変色します。)で沸かして、沸騰したら小さじ1の重曹を投入

・弱火で5分ほど煮て冷ませば完成

これだけで重曹水のpHは10くらいまで上がります。

 

 

pHを知っておくと掃除の時になにかと便利です。

なお強いph洗剤だと素材を変色させたり、コーディングを剥がしたりするので製品の使用上の注意を読んでから使用してください。

昔はpHを知らなくて油汚れに熱湯をかけて掃除をしていたぽんちゃんでした。