こんにちは!ぽんちゃんです。
横浜ではダークと言われている裏横浜こと福富町に行ってきました。
「福富町に行ってきた。」
と言えば、わかる人は『風俗』『韓国料理』『怖い人に捕まった』
のどれかを思い浮かべるといった異国情緒あふれる街として神奈川県では有名な地域です。
私は今回初めて行ったのですが、日本人を対象としていない韓国語の看板も多く、日本のルールが通用しないような独特な雰囲気がある街でした。
今回行った目的は『韓国料理』
福富町は本格的な韓国料理を出してくれる美味しい街でもありますので、昨日も一緒に飲んだ友人家族と我ら夫婦の5名で行ってきました。
韓国に行ったことありませんが、多分韓国ってこんな街なんだと思える街並みです。
お店に到着。お隣は普通にソープランドですが「韓国家庭料理コマ」は本格的な韓国料理を出してくれる美味しいお店でした。
料理写真を2枚だけ撮っていましたので紹介します。
「生たこ」まだ足がクネクネと動いています。
箸でつまむのが大変。あと口の中で吸盤が吸い付きます。
コラーゲンたっぷりの「豚足」
白っぽいのが来るかと思ってたら黒い豚足。味は普通の豚足でした。
「納豆とチャンジャを小鉢で混ぜて韓国海苔で巻いて食べる」といったそのままレシピになる食べ物が美味しかったので今度作ろうと思います。
「コマ」は日本人向けにアレンジしていない韓国料理ですので、香辛料にクセがありますが美味しいお店でした。
韓国家庭料理「コマ」
せっかくのディープタウンですので、皆で夜の福富町を散歩することにしました。
お店に入った瞬間に檻が落ちてきてスキンヘッドの大男が襲ってきても不思議じゃないくらいの非現実的な雰囲気の店が多いです。
普通に1億円越えのマイバッハ(ベンツ)等が路駐していたりと確実にあの方の存在を感じる街ですので、目的無く散歩するには不向きかもしれません。
あと風俗店や呼び込みが多いのに歩行者が全然いないという、ここまで「お邪魔しています」といった気持ちで歩く街はあまりないと思います。
なんか常に誰かに見られているような気がするヒリヒリとした街でした。
気分転換に福富町に隣接する「野毛」にある名物スポット「都橋商店街」に移動してみました。
宮川橋から見えるこの川沿いの明かりが「都橋商店街」。別名「ハーモニカ横丁」という集合飲み屋です。
1階と2階に別れていて同じ間取りの店が約60店舗並んでいます。
右側が1階正面部分。若いお客さんも結構いてほぼ満席状態です。活気があります。
比較的安い料金設定の店が等間隔で100mくらい並んでいます。スナック以外の普通の飲み屋もあります。
2階部分は大岡川側が店の出入口です。
中の様子が全く見えない「会員制」のお店が結構あります。
そして商店街の中間地点にあるここが共同のトイレです。
共同トイレは店を一旦出てから利用するスタイル。「会員制」にしているお店が多いのはトイレに行くといって食い逃げされるのを防止する意味もあります。ダークな理由です。
商店街を一通り見ましたが開いている店がなかったので今回は散歩だけで帰ることに
途中見つけた「野毛」ならではの看板
「神奈川で唯一のゲイ・ムービー2本立!!」とのこと。この看板が普通に出せるあたりディープな街です。ちなみに今はわかりませんがここはハッテンバと呼ばれるゲイの出会いの場になっていたそうです。
最後に
【福富町】は異国情緒といった隠れミノをうまく使って「アダルト」「怖い人」といった社会の必要悪を一手に引き受けている感じがして、ある意味行き場のない人を肯定的に受け入れてくれる優しい街のような気がしました。
今回、ボッタクリ等の恐ろしい被害にあっていれば福富町ならではのエピソードが書けたのですが、普通に美味しい料理や面白そうな飲み屋を知っただけの散歩では福富町は魅力的な街でしかありませんでした。
ただ、事が起きたらシャレにならない雰囲気はありましたので、行かれる方は気を付けてください。
ぽんちゃんでした。