こんにちは!ぽんちゃんです。
妻の実家帰省のついでに義父が所有するアパートのペンキ塗りをしてきました。
ど素人夫婦のペンキ塗り。
夫婦のイベントとして楽しそうだったので気楽にやってみましたが、想像以上に大変でしたので、気になったことなどをブログに残しておこうと思います。
事前準備
作業道具は知り合いのペンキ屋社長に用意してもらいました。
ペンキ(一斗缶)、ハケ、バケツ、変成シリコン、養生テープ等
現地で買い足したのは「下塗り材」「シリコン用のプライマー」
あと年末に購入した高所作業用のポールも使用します。
作業期間は2日間
アパートを全部塗るのは無理なので今回は4面のうち1面だけにします。
WEBで作業内容を調べて作ったスケジュールは以下の通り
1日目
- 高圧洗浄
- コーキング打ち直し
- 養生
- 下塗り
2日目
- 2度塗り
- 3度塗り
- 完了
作業員は私、妻、 近所に住む義父の友人(DIYで自宅の壁を塗ったことのある経験者)の3人になります。なんと全員寄せ集めの素人
犬に守備をさせている草野球チームみたいです。
ちなみに高所作業は義父の友人に借りた長い脚立(ハシゴ)でします。
現地到着
入居されている4世帯には義父より事前説明済み。まさか素人達に塗られるなんて思ってもいないと思います。
今回塗るのはこの手前側の壁。想像以上に範囲が広い
素人目線で状況を確認してみました。
劣化してヒビ割れているコーキング。
表面はチョーキングと呼ばれる粉化現象が起きています。
さわると手に真っ白な粉が・・・
中には「サルノコシカケ」みたいな植物が生えている箇所も
スポンジのように軽い苔でつまむと根元からポッキリと取れました。
特殊な補修はなさそうなので作業を開始します。
高圧洗浄
高圧洗浄は必須です。
洗浄しないでペンキを塗ると1年とたたずに剥がれてしまいます。
持ち込んだ「家庭用ケルヒャー」で高圧洗浄。
2階部分はハシゴを使って高圧洗浄
ハシゴの頂上は不安定なので水圧で落ちそうになったりしてかなり怖いです。
作業してて気づきましたが、これ足場が必須な現場・・・
コーキング(シーリング)処理
ペンキ塗りの前に劣化したコーキングを処理します。
WEBで調べるとコーキング処理は2種類
・打ち替え(古いコーキングを撤去して打ち直す。)
・打ち増し(今ある劣化したコーキングに上塗り。)
今回はより丈夫になる打ち替えをしてみます 。
コーキングの両脇にカッターで切れ込みを入れニッパーで剥がします。
剥がすと出てくる青いラインは「ボンドブレーカー」といってコーキング剤を弾く為のテープになります。
目地の部分は気温差によって動くので3面接着ではなくあえて2面接着にして可動させるようです。
マスキングテープで養生してサイディング部分にプライマー(接着剤)を塗布したらコーキングガンに「変成シリコン」をセットして注入
スポンジ状のヘラでならしたらマスキングテープを取って終了
2時間くらいで表面が硬化するのでペンキが塗れます。
コーキング剤は4種類あって今回のような目地用に使うのは「変成シリコン」です。
・変成シリコン(窓サッシ、サイディングの目地用)
・シリコン(お風呂・キッチン・洗面用)
・ウレタン(モルタル・コンクリ用)
・アクリル(壁紙・クロス等内装用)
養生
しっかりと養生をした方が後の作業効率が上がります。
窓全部をビニール付きの養生テープで覆うのが基本です。
左上の窓だけ手作業が多いのでテープだけの養生にしてみました。
下塗り
養生まで済んだら本日の仕上げである下塗りです。
「下塗り」は壁にペンキを付ける接着剤の役割をしています。
この下塗りをしておかないと壁にペンキがくっつかずに数年でペンキが剥がれてしまうそうです。
下塗りを終わらせ1日目の作業終了
素人3人の作業ですが、なんとか予定通り終了
足場がないのでかなり大変でした。
翌日
天気予報通り快晴
絶好のペンキ日和。川で泳ぎたい
下塗り、コーキング剤、共に良い感じに硬化しています。
二度塗り
二度塗りと三度塗りは同じ塗料なので、午前中「二度塗り」4時間乾かしてから午後「三度塗り」で仕上げる予定です。
ハシゴを使ってローラーの入らない境目や細かい所をハケで塗っていきます。
住民やご近所さんから差し入れをもらったり、世間話をしているうちに結構時間が経ってしまいました。
義父が保冷車で様子を見に来たので、足場用に没収
急遽手に入れた可動式足場のおかげで中間ゾーンが塗りやすくなりました。
そして、ここまで塗ったところでまさかのペンキ切れ!ぎゃふんッ!
一斗缶(18リットル)のペンキを水道水で1割増しして使っていましたが、素人作業だから相当ロスしていたようです。
追加で頼んだ業務用ペンキは来週納品になるので急遽、市販のペンキで色合わせして対処することにします。
白・赤・黄・黒のペンキを混ぜて作ってみましたが微妙に誤差が生じています。
色合わせかなり難しいです。
日が暮れてきたので続きは義父の友人に託して終了。くやしーッ!
ペンキ切れの原因
ハシゴを使った高所作業が1人に対して低所作業は2人
時間効率の違いで低い場所は4回くらい上塗りしてしまい、ペンキのロスが相当出たようです。
やはり足場は必要ですね。
最後に
夫婦のイベントとして気楽に引き受けたペンキ塗り。
一応素人なりに計画を立ててやったつもりでしたが、ペンキ切れという想定外のハプニングには弱かったです。
ペンキ塗りをして得た教訓
・ペンキ塗りは下処理が重要
・高所作業は足場が必須
・素人はペンキのロスがかなり多い
・ペンキは近所で買える物を使った方が良い
ペンキさえ足りていればドヤ顔で報告出来ていたのにぃ~
かなり疲れましたが結構楽しめたぽんちゃんでした。